たなかしん そうぞうのかけら

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2025年7月19日発売 
定価4,500円(税込4,950円).
たなかしんさんの絵本作家としての活動20周年を記念した初の大規模展覧会、明石市立文化博物館 夏季特別展「そうぞうのかけら ー砂で紡ぐたなかしんの物語ー」
展覧会図録として販売された特別な画集。

初期から最新作までの絵本原画、絵画、立体作品──
たなかしんさんが紡いできた物語が
この一冊に静かに息づいています。

デザインから装丁まで、すべてを
たなかしんさんご自身が手がけられ、
作品そのもののように美しい画集です。

印刷は、サンクラールさん
こだわりの紙と印刷仕様を4枚目に詳しく載せていますので是非ご覧ください。

どうぞ、ページをめくるたびに
ひとつひとつの“想像”に出会っていただけますように。

明石市立文化博物館 展覧会ページ
https://www.akashibunpaku.com/catExhibit/post-62.html

校閲を担当しました。



作家 プロフォール

たなかしん

1979年大阪生まれ。画家、絵本作家。

絵の下地にアトリエのある明石の海の砂を使い、独特のマチエールを生みだす。海砂は波打ち際の細かい部分を使う。そこには、山から運ばれた岩や砂など大地の恵み、海から運ばれた貝殻や珊瑚などの海の恵みが混ざり合う。採取した海砂は塩を洗い流し、天日に干す。そうすることにより、太陽のエネルギーもキャンバスに閉じ込める。

画家として活動する傍ら、2002年頃から絵本を描き始め、文、絵、編集、製本もすべて自らが行う手作り絵本を30作品以上発表している。2005年イタリア・ボローニャブックフェアをきっかけに台湾の出版社Grimm Pressから「巧克力熊」を出版。台湾では他に「月とカラス」、ハート型の絵本「いつもきみと」が日本語と中国語の2ヶ国語で出版されている。

日本では「かみさまのいたずら」、「モグちゃんのねがいごと」(田中書店)や、「特装本げんきのないピエロ」、「たなかしん作品集PORTRAIT」、「STORYS」、「ガマ王子VSザリガニ魔人Paco~パコと魔法の絵本~ 」(文・後藤ひろひと)、「げんきのないピエロのたからもの」(求龍堂)などがある。ほかに積水ハウスのサステナブルブック「クララのもり」、「ぐるるるる」の作・画を担当。岡山県倉敷市のゆるキャラ「Gパンだ」のデザインや、くもんのアメリカ・カナダの小学生用夏のドリル表紙絵なども手掛けている。海外での展覧会への参加、舞台美術、広告、服飾デザイン、キャラクター制作、ワークショップなど、幅広く活動中。